BandCrossのFX自動売買

勇敢に

ヘッジGo for スワップ運用

前回の記事で昨年のBandCross3は年利20%だったから良しとしてしまいましたが、考えてみると20%ならスワップ運用でも実現出来るのではないかと思い検討してみました。

スワップ運用は高金利通貨と低金利通貨のペアを買い日々のスワップポイントを貯めてゆく戦略ですが、スワップポイントをはるかに超える為替変動による損失が発生する可能性があり、そのままではリスクの大きい戦略となってしまいます。為替変動リスクの低減策は無いかとググってみるとその道の賢人たちが各種手法をインターネット上に公開しておりました。
ワタシの確認した範囲では概ね以下の3つの戦略が一般的なようです。

  1. 異なるFX業者で同じ通貨ペアの反対売買を行い為替変動リスクを無くして業者間のスワップ差をノーリスクで取得する。
  2. 高スワップ通貨ペアと同じ通貨ペアになる合成通貨ペアの反対売買を行い為替変動リスクを無くしてスワップ差をノーリスクで取得する
  3. 高スワップ通貨ペアと同じような動きをする低スワップ通貨ペアを反対売買して為替変動リスクを低減してスワップ差を取得する。

1は為替変動リスクはありませんがまめに資金管理する必要があること、2は資金管理は1に比べると容易ですがスワップ差を確保出来る通貨ペアを見つけることが困難なことそして1,2とも収益源となるスワップ差が小さく利回り20%の確保が出来ない事より3番目の方法で考えてみる事にしました。
まずは高スワップの代表とも言えるランド円を似たような動きをすると言われている低スワップのカナダドル円でヘッジする作戦で考えてみることとし、簡易的な金融工学の計算を実行できるインジケータを製作して効果的なヘッジ数量を求めたところ以下のようになりました。

・ランド円のみ100000通貨買った場合、ヒストリカルボラティリティ=18.96%、VaR99%=-38.52%、必要証拠金=約422,000円、スワップ利回り=11.24%

・ランド円100000通貨買いにカナダドル円15000通貨売りをヘッジした場合、ヒストリカルボラティリティ=2.81%、VaR99%=-4.53%、必要証拠金=約201,000円、スワップ利回り=21.43%

スワップポイントは2017.2.4のYJFXのランド円買い13円/10000通貨、カナダドル円売り-8円/10000通貨を適用、証拠金は始値を使用しレバレッジ25倍で算出、必要証拠金は最大リスクに20%の余裕度を乗じた値にランド円とカナダドル円の購入に必要な証拠金を加算して算出しました。

相関係数はここ130日間(約半年)で0.9293と十分高いと考えられます。(ただし260日=約1年だと0.5524となり高くない、でも520日=約2年だと0.9236でまた十分高い、???)

とりあえず詳細説明は省きますが、ランド円単体でスワップ運用する場合と比較してカナダドル円でヘッジして運用した方が必要証拠金は半分以下になり、スワップ利回りが倍になるのでヘッジ効果十分だと思います。(ここで言ってるスワップ利回りとは為替変動を考慮しないでスワップ年間総額を必要証拠金で割った値です)

これはと思って早速リアル口座で検証を開始したのですが、残念なことに日頃デイトレード目線で売買しているワタシの悲しい性で、ある程度為替差益が発生するとすぐ利確してしまいスワップ運用ヘッジ戦略の検証になりません。
まあ考えてみると何度も売買する訳ではないのでデモ口座で検証は十分だと考え直してYJFXのデモ口座で試すことにしました。(1ヶ月しか使用できないので結局リアルでやらなきゃダメだとは思うのですが慣れるまで)

その他の通貨で検証してみるとスイスフラン円やユーロ円だと売りスワップがプラスなのでヘッジして安全性が高くなった上にスワップポイントまでもらえて一石二鳥です。(相関係数も結構高い、ここ半年間ならですが。。。)

ということでヘッジ作戦立案のために作成した上図のインジケータですが、スワップ派の人には有効なツールかもしれないのでfx-onへ出品してみることにしました。(fx-onにスワップ派の人がいるとも思えないのですが)

このインジケータはスワップポイントが変化したときの再計算や相関係数の定期的なチェック及び合成通貨ペアの移動平均、BBバンド表示ができるので相場動向チェックも可能です。

名前はヘッジGo for スワップ運用としました。(本当はスワップGoにしようと思ったのですが、そこまでスワップ運用はオススメではないような気がしてヤメたことは言わないほうがイイかな)

次回はこのインジケータ使って色々試してみた結果やデモ口座の検証結果について記事にする予定です。

皆さんヘッジGoをよろしくお願いします。(売買サインは出ないので注意!)

作成者: BandCross

普段は自動制御系ソフトウェアのエンジニアをしている会社員です。FXの自動売買ソフトウェアを専門サイトに出品していますので、それに関連する情報を発信していきたいと考えています。

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